1.プレ不妊初診について
妊娠を目指している方が対象です
基礎体温表がよくわからない、性交のタイミングが正しく取れているのか不安な場合は、ぜひ一度ご受診ください。
プレ不妊初診とは
プレは“前の”という意味です。妊娠を望んでいるものの、まだ本格的な不妊検査や治療までは考えていない方、または短期間の通院を希望される方にも受診いただけます。
プレ不妊初診の詳細
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タイミング指導(自然周期)を3周期をめどに行います
基礎体温の変化や性交の記録から、医師が「今周期妊娠の可能性はあるのか」や「次周期はどのようにタイミングをとれば良いか」などについてお話しします。
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基礎体温の測定
通院期間中は基礎体温の測定をお願いします。記録にはルナルナメディコ(外部サイト)をご利用ください。
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受診のペース
初診はどのタイミングでも構いません。1周期に1回、月経を開始した後に、受診をしていただきます。
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プレ不妊初診の予診票
初回来院時にご記入いただきます。予診票の見本はこちら(PDF)
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子宮がん検診の併用
生理中でない方は、プレ不妊初診の日にがん検診を受けることが可能です。
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3周期終了後のご案内
3周期終了後は、ご夫婦で相談をしていただき、当院の不妊初診をして、本格的な不妊検査や治療をはじめることをお勧めしています。4周期目以降もプレ不妊初診の継続を ご希望の方はご相談ください。
2.不妊初診とプレ不妊初診の違い
不妊初診 | プレ不妊初診 | |
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対象 | お子様を望まれるかた本格的に不妊の検査・治療をお考えのかた | お子様を望まれるかた試験的に受診をしてみたいかた |
初診時 | お二人 | おひとり |
内容 | 妊娠成立をめざしてホルモン検査や基礎体温測定から医師がタイミングを指導します。検査結果に問題があった場合はステップアップの提案をします。 | 基礎体温測定の記録から医師がタイミングを指導します |
通院期間 | 数か月継続 | 3周期 |
通院頻度 | 1周期3~4回 | 1周期1回 |
検査 | 不妊に関してのスクリーニング検査(採血)経腟超音波検査頸管粘液検査ホルモン検査(採血)AMH測定(採血)卵管造影検査子宮カメラ精液検査 など | 必要がある場合経腟超音波検査ホルモン検査(採血)AMH測定(採血)子宮がん検診 |
基礎体温 | 測定する(推奨) | 測定する(必須) |
料金 | 女性5千円~3万5千円前後男性4千円~1万3千円前後※初診~2ヵ月間にかかる検査費用を含んでいます | 1名分約3~5千円 |