診療の進め方-不妊基本検査-頚管粘液検査

頸管粘液とは

女性には卵巣の卵胞から分泌される卵胞ホルモン(E2)の作用により排卵日近くになると子宮と腟を結ぶ子宮頚管が水様透明な粘液で満たされます。これが、頚管粘液です。一般的に「おりもの」と呼ばれています。
排卵の頃になると精子の通過を助けるため、量が増し透明度が高くなります。また牽糸性(けんしせい)と言って粘液が糸を引くように変化します。粘液量が少ない、濁っている、また粘稠度が高い場合には精子が子宮の中に侵入することができず不妊の原因となります。

<検査方法>

頚管粘液の量をみる
頚管粘液の量が少ないと、精子が子宮に入りにくくなります。

頚管粘液の索糸性をみる
排卵直前の頚管粘液は伸ばすと糸を引くように伸びる性質があります。10㎝以上伸びるのが理想ですが、この伸びが短い時には卵胞ホルモンが十分分泌されていない可能性があります。

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